代々木公園は毎年恒例のタイ・フェスティバルで盛り上がってました。
毎年行きたいと思いつつ逃してたタイフェス。
ついつい開演ギリギリまで楽しんでしまいました(笑
いやー、ごはん美味しかったですよ!
辛いの食べられる人だったら、もっと満喫出来たかと。
タピオカとか、粒めっちゃ多くて困るほどでした・・・
開場押してすごい列が出来てたんですよ。
やっぱり、ホールって客層がいつもと違うなぁと思いながら。
服装とかも若干小奇麗な・・・ライブハウスだと汚いってことではなく(笑
入場あまり手際良くなかったかもしれないです。
列整理のお兄さんが「ストレイティナー入場最後尾〜」とか言ってて。
ストレイティナーってちょっと可愛いなーと思いつつ。
物販も物凄い混んでました。すげぇー。
今回二階席右手後方だったんですが、座ってみるとなんというか
意外なことに結構いいかんじの席だったと思います。
舞台上もよく見えるし、一階・二階・三階が見ようと思えば全部見えて。
さすがに三階はちらっとでしたけど・・・
もっと空席あるのかと思ってましたが、綺麗に埋まってました。
始まって立っても、二階は段差デカいから見やすかったですね。
遠かったけど、演者の動きも思ったより見えたかな。
さすがNHKホールは音響も上手かったです。
もし仮にわたしの趣味でやらせてもらったとしたら
もうちょっとホリエ氏の音上げたかったかもしれない。
ギターがベースに押されてるような気がしたので。
でも、あの規模のホールで、三階まであったりするのに
ハウったのは全体通して二回だけだったと思います。
PAさん頑張ったんでしょうねぇ。
天井高いハコと相性いいのかもしれないです。
かなり気持ちよかった。
で、一曲目がガーゴイルだったわけですが。
恵比寿で聞いたガーゴイルが良かったので、一気にヒートアップ。
イントロのね、ナカヤマ氏が両腕振り上げるのがカッコイイですよね。
あれほんとすげぇーと毎回思います。かっくいいなぁ。
ホリエ氏の声も綺麗に出ていて、かなりいい感じ。
アンコール無しの一時間半弱のライブでしたけど
結構声は調子良さそうに聞こえました。
高音伸びてたし。若干低音辛そうでしたが、許容範囲かと。
今回のツアーはデッドマンの曲全て+定番曲+αという構成ですが
NHKホールでは「戦士の屍のマーチ」が三曲目に。
そしてインディーズ時代の名曲「COLDSLEEP」
急遽他の曲から変更したという「TENDER」
ある種のアンコール的位置にあった「ROCKSTEADY」
この四曲が注目の+αだったかと思われます。
COLDSLEEP大好きなので、イントロ流れた瞬間かなりはしゃぎました・・・
何より良かったのはTENDERかなぁ。
この日のライブの中で、特に印象深かったです。
名曲っていうか、本当にやさしい曲なんですよね。
アウトロのコーラスとか、春の雨のようでした。
あったかくてやさしいかんじ。
照明もあってたと思います。
上から下に白い照明がふわーって下がってくんですよ。
説明難しいんですけど(笑
光が降ってるみたいな照明演出でした。
照明演出の豪華さが印象的だったのはThe Novemberist。
色んな音と照明がリンクしてキラキラしてました。
サビに入る所のキラキラと、ドラムの連打のストロボ(確か)が良かった。
Novemberistに入る時ナカヤマ氏が変な動きしてたんですが
(腕立て伏せか屈伸みたいな)あれは何だったんだろう。ストレッチ?
KILLER TUNEも照明で遊んでる感じがして面白かったです。
インベーダーゲームみたいでした(笑
中央上に一つと左右の下の方に一つづつ、三個のミラーボールがあったんですが
それはMelodic〜の時だけきらきらくるくる回っておりました。
なんかちょっとPV思い出したりしつつ。
ホールってどうなんだろう?って思って参加したんですが
なんていうか、ホールはホールとして成立しますね。
TENDERとか、ライブハウスの人の群れの中で聞くのよりも
自分の居場所があるぶん集中出来て、かなり染みました。
やっぱりKILLER TUNEとかはもまれながらとびたいですけど(笑
何より音ですよ、ホールの方が音が澄んだ感じに聞こえて。
テナーの音楽は澄んでキラキラしたイメージがあるので
NHKホールというハコとは、音的に結構あってたんじゃないかな。
もっともっと遠いのかと思ってたら、意外と近かったんですよ。
Blue〜で一瞬空白あるじゃないですか。
あそこで日向氏が声かけて間を計る、あの声が二階後方まで聞こえて。
「最高だー!」とか言ってんのもちゃんと聞こえてきて(笑
ギターやベースを弾く手の動きも、指までは無理ですが、見えて。
遠いけど、音や思いで埋まる距離なんだなぁと思いました。
何より個人的に最高だと喜んだのが、ドラムの見え方。
ライブハウスで見ると、ドラムって見難いじゃないですか。
恵比寿でも勿論見えたには見えたんですが
舞台の高さやドラムの位置の関係上、見え方って決まってますよね。
それが、初のナナメ上からドラムを見ちゃうという視線で。
ドラマーが今どの太鼓を叩いているのかとかが見えるんですね。
もう大興奮。凄い凄いと脳内で大喝采でした。
うわあ、ドラマーってこんなことしてるのか!と。
なんだか、ドラマーのかっこよさを再発見したような・・・
ドラム好きな方は是非ね、上から見ていただきたいと思いました。
ナカヤマ氏のパワフルさがびしばし伝わってくる視点です。
ちなみにナカヤマ氏、MAGIC〜でドラム乗り越えて前まで煽りに来て
しゃがみこんで客席煽った帰りにすてんと転んでらっしゃいました。
起き上がってドラム越えて戻るのを演奏続けながら見守るホリエ氏・日向氏。
そこがなんだか非常に微笑ましい光景でした(笑
最後、デッドマンで終了かと思ったらアウトロがちょっとついて。
んん?と思ったらそのままROCKSTEADYに突入。
その瞬間がかなり気持ちよかったです。
ホールでもカッコイイ曲はカッコイイんだなぁ、なんて。
でもやっぱりライブハウスがすきです。
年に一回とかだったらいいかもなぁ。
ゆったりした曲と、トリップ系(ディスコ〜とか)中心にしてもらって。
拳突き上げ系はやっぱり物足りなく思ってしまうので・・・
POSTMODERNとか聞きたかいかもしれない。EVERGREENとか。
何はともあれ、最後に照明でバックに「STRAIGHTENER」って文字出て。
電飾広告みたいに、だーって文字流れたんですよね。
それで、いつも客席に飛び込んでくるナカヤマ氏(笑)が
上手から下手まで、6箇所くらいに分けて丁寧に頭下げて歩いてて。
彼のお辞儀は綺麗だなぁとしみじみいたしました。サムライだ。
彼らの日記を読んだ感じでも、手ごたえあったみたいですね。
ここでホールをやってみたのは、なんか良かったのかも。
ツアーの方は、東京に帰って来るのは7月ですね。
それまでに演奏重ねて曲に磨きがかかるといいなぁと楽しみにしてます。
もうひとつワガママ言っていいなら
ホールでやるならもう少しボリューム欲しかった・・・
やっぱり二時間やっていただきたいです、頑張って下さい(笑
01.TRAVELING GARGOYLE
02.WHITE ROOM BLACK STAR
03.戦士の屍のマーチ
04.REMINDER
05.The Remains
06.PLAY THE STAR GUITAR
07.Blue Sinks In Green
08.Discography
09.The Nowarist
10.Dead Head Beat
11.Sad Code
12.COLDSLEEP
13.TENDER
14.Tornado Surfer
15.KILLER TUNE
16.The Novemberist
17.Melodic Storm
18.MAGIC WORDS
19.Farewell Dear Deadman
20.ROCKSTEADY